2021/05/12【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ 茨城で73人確認 牛久の高校、運動部員の感染相次ぐ /茨城県
茨城県と水戸市は11日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計73人確認されたと発表した。このうち70〜90代の男女6人は茨城町内の高齢者福祉施設の利用者で、施設内の陽性者は計7人に拡大。県は新たなクラスター(感染者集団)発生の可能性があるとした。県内の累計感染者は8680人。
県によると、運動部員の感染が相次ぐ牛久市内の高校では、県外在住2人を含む生徒5人の感染が新たに判明。陽性者はバスケットボール部とバレー部の計10人に増えた。ほかに同校との交流試合に参加した複数の高校でも感染者が確認されている。
ひたちなか市内の事業所では、大洗町に住む20〜40代のパート従業員5人の感染が判明。事業所内の陽性者は計6人となり、県はクラスター発生の可能性があるとした。土浦市内の事業所でも新たに従業員1人の感染が判明、事業所内の陽性者は計12人となった。
また、11日までに確認された陽性者のうち新たに9人が変異株と判明。県内の変異株確認は累計331人となった。
ほかに新型コロナ感染者のうち新たに55人が回復。県内の退院・退所などは計7934人となった。
■県内の感染状況
新規 73人
累計 8680人
うち死者 135人
退院・退所等 7934人
(県発表、11日午後10時現在)
.