2021/06/04【新型コロナウイルス:COVID-19】コロナ感染 神奈川の宿泊施設で療養の60代女性が死亡 /神奈川県
神奈川県は、新型コロナウイルスに感染し、宿泊施設で療養していた60代の女性が、4日、死亡したと発表しました。
県によりますとこの女性は、先月26日に感染が判明し、県内の宿泊施設で療養していましたが、4日朝、電話に出なかったため午前8時半ごろ看護師などが部屋を訪ねたところベッドの上で心肺停止の状態で見つかったということです。
搬送先の病院で死亡が確認され、死因は、新型コロナウイルスによる急性肺炎に伴う呼吸不全と診断されたということです。
県によりますと3日の朝、女性の血液中の酸素の値が95%に下がったことから、看護師が4回、電話で状態を確認したほか、医師がオンラインで診察を行いました。
最後の連絡は午後8時半頃で、本人から息苦しいとか医師を呼んでほしいなどの訴えはなかったほか、体調が悪化した場合に患者自身が電話する窓口にも連絡はなかったということです。
県内では去年12月に療養先のホテルで50代の男性が死亡し、県は、リスクが高い患者への電話連絡を増やすなど再発防止の対策を進めていました。
神奈川県医療危機対策本部室の吉田和浩宿泊療養担当課長は「対応に問題はなかったと考えているが、事実関係を確認し、さらにできることがないか考えたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken…/20210604/1000065336.html