2021/06/07【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ 福島県内で13人感染 停電で102回分ワクチン廃棄 /福島県
新型コロナウイルスについて、福島県内では6月6日、合わせて13人の感染が確認され、福島県いわき市では新たなクラスターが発生しました。
新たに感染が確認されたのは、福島県郡山市で5人、福島県いわき市で4人、福島県二本松市で3人、福島県白河市で1人の、合わせて13人です。このうちの4人は、福島県いわき市の高齢者施設の職員と利用者で、この施設では3日にも利用者1人の感染が確認されていることから、県では新たな感染者の集団=クラスターと認定しました。これで、県内のクラスターは73件となりました。
入院は、予定も含めて157人で、病床の使用率は31・7%となり、ステージ3の水準がつづいています。こうした中、内堀知事は、今年3月に終了した県民向けの宿泊補助事業を再開させる方針を明らかにしました。
内堀知事「この事業によって、しっかりと観光事業者を支えるとともに、地域経済の回復につなげてまいります」この事業は「県民割」を拡充して始まる「県民割プラス」で、5千円以上の宿泊について、段階的に補助率を上げ、最大1万円を割り引くほか、観光施設などで利用可能な2千円分のクーポン券も配布されます。開始時期は「未定」で、感染状況を見極めて判断する予定です。
県は、こうした新型コロナ対策や、処理水の政府方針決定に伴う風評被害対策などを盛り込んだ、およそ240億円の補正予算案を22日に開会する県議会に提出することにしています。
一方、福島県いわき市の医療機関では保管していたワクチン102回分が廃棄されたことがわかりました。
市によりますと、6日に医療機関の設備工事中に停電が発生し、ワクチンを保管していた冷蔵庫も停止してしまい適切な温度で管理ができず、廃棄することにしたということです。
市では、廃棄に伴う接種予定者への影響はないとしています。
https://news.yahoo.co.jp/…/85cb8a8488701681bd912d46a1a9…