2021/06/12【新型コロナウイルス:COVID-19】デイサービス施設、ヨガスタジオなど4件のクラスター拡大 岐阜県内で31人感染 /岐阜県
岐阜県と岐阜市は12日、県内15市町で計31人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は累計9074人となった。
11日時点の入院患者は280人で、病床使用率は35・8%。入院患者が300人を下回るのは5月1日以来41日ぶり。一方、新規感染者は11日まで6日連続で20人台だったが、この日は30人を上回った。重症者は40~80代の19人と20人前後で推移し、医療提供体制が厳しい状況は続いている。
県の担当者は「医療機関の負担は軽くなっていない。1日の感染者数だけでは判断できないが、油断せずに感染対策を徹底してほしい」と呼び掛ける。
新たに確認されたクラスター(感染者集団)はなかったが、4件のクラスターが拡大した。このうち加茂郡八百津町のデイサービス施設関連は利用者1人の感染が判明して59人、岐阜市のホットヨガスタジオロイブ岐阜店関連でも1人増えて81人となった。
飛騨市民病院(同市)のクラスターは、新たな感染者が確認されず終息した。
新規感染者の居住地別は大垣市、可児市が各6人、岐阜市、関市が各3人、美濃加茂市、各務原市が各2人、瑞浪市、瑞穂市、郡上市、羽島郡笠松町、不破郡垂井町、安八郡神戸町、揖斐郡池田町、加茂郡川辺町、同郡八百津町が各1人。年代別は10歳未満1人、10、80代が各2人、20代7人、30、60代が各3人、40代5人、50、70代が各4人。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20210612/20210612-78196.html