2021/06/22【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ新たに17人が感染 福井市中心部の飲食店関係者は73人に /福井県
福井県は21日、県内で新たに17人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち4人は福井市中心部の飲食店関係者。
新たに感染したのは、福井市や坂井市などに住む10歳未満から70代までの男女17人。このうち4人は、福井市中心部にある飲食店の従業員や来場客で、全員に発熱などの症状がある。
福井市中心部の飲食店では、6月9日に最初の感染者が確認され、21日も11人の感染が判明。22日までに分かった感染者の累計は、14店舗で73人となり、この期間に確認された県内全体の感染者の7割を占めている。
内訳は従業員や客が14店舗の合わせて59人、その家族や職場の同僚らが14人となっている。
県の調査によると、飲食店の従業員同士のグループが、複数の店舗で会食し、居合わせた客もその輪に加わったことで、感染が広がったとみられる。また、県は感染者の多くが会食中にマスクをしていなかったとしている。
感染拡大に歯止めをかけるため、県は、繁華街がある福井市順化地区を「感染対策特別地域」に指定して、PCR検査や感染防止策を集中的に実施することを決めている。
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