2021/07/06【新型コロナウイルス:COVID-19】玉川徹氏、コロナ対策に心理面の影響指摘「感染症の専門家より、社会心理学者の意見も参考に」
6日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)では、11日に解除期限を迎えるまん延防止等重点措置について、政府が1都3県について延長を検討していることを報じた。
コメンテーターで同局社員の玉川徹氏は「まん延防止を解除というのは、この感染状況ではもうあり得ないと思います」と見解を示し、「まん延防止でとどまっていて大丈夫なのかということ。解除したらさらに人流が増えてしまって、感染増につながると思うんですけど、仮に緊急事態宣言を出した場合どうなるかを考えないといけない。田村大臣も可能性を排除していないとずっと言っていますよね」と緊急事態宣言を再発出したパターンも想定する必要性を訴えた。
続けて「前回4月末に宣言を出した段階でも、あまり言うことを聞いてくれないのではないかと言われながらも、やっぱり緊急事態宣言が出ると人流はガタッと落ちるんですよね」と一定の効果があるとした。
「今一番、感染に大きな影響を与えるのは心理なんじゃないかと思う。酒を出す、出さないとかよりも、多くの人が心理的に対策に対しどう影響を受けるかという方が大きいのかなと思う」と述べ、現状のままでは「まだまだ人流は変わらないし感染者はずっと増えていくと思う」と感染状況の悪化を危惧。「ここでもし緊急事態宣言を出して、さらに(東京五輪を)無観客にするというような、ある種ショック療法的なことをすれば、もしかしたら心理に影響を与えて人流が減り感染が減少に進むかもしれない」と提案し、「むしろ感染症の専門家というよりは、社会心理学者の人たちの意見も参考にして進めなければいけないんじゃないかなと思います」と続けた。
https://news.yahoo.co.jp/…/7f6f65e76afb23e18c5005148f39…