2021/07/13【新型コロナウイルス:COVID-19】コロナ感染者 他の変異ウイルスへの感染防ぐ「中和抗体」を持つ 神戸大学が発表
神戸大学は新型コロナウイルスに感染したほとんどの患者が、インド型変異ウイルス「デルタ株」への感染を防ぐ「中和抗体」
を持っていると発表しました。
研究結果を発表したのは、神戸大学の森康子教授らのグループで、2020年3月から2021年5月までに新型コロナに感染し入院した様々な重症度の患者の血清を解析しました。
その結果、すべての患者でイギリス型変異ウイルス「アルファ株」への感染を防ぐ「中和抗体」が確認され、ほとんどの患者でインド型変異ウイルス「デルタ株」への抗体なども作られていることが分かりました。
【神戸大学大学院医学研究科 森康子教授】
「感染者は無症状および軽症者を含めてほとんどが英国型、ブラジル型、南アフリカ型、インド型に対しても中和抗体を持っていたことから、新型コロナからの回復者は他の変異型への再感染、あるいは重症化リスクも低い可能性が示唆されます」
研究グループは今後、再感染や重症化を防ぐために中和抗体がどれくらい必要なのか追跡が必要だとしています。
https://news.yahoo.co.jp/…/562e3c473c146c2a8ca19f91893f…