2021/07/18【カンピロバクター】甲府市の居酒屋で食中毒 3日間の営業停止処分 /山梨県
今月、甲府市の居酒屋で食事をした20代の男女3人が下痢や腹痛などの症状を訴え、このうち2人から食中毒の原因となる細菌が検出されたため、保健所は居酒屋での食事が原因の食中毒と断定し、18日から3日間の営業停止処分にしました。
営業停止処分になったのは、甲府市国母の居酒屋、「千鳥」です。
市によりますと、今月3日、店でレバーなどの焼き鳥や豚バラ巻きなどを食べた20代の男女3人が今月6日以降、下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、保健所が調査した結果、2人から食中毒の原因となる細菌「カンピロバクター」が検出されました。
女性1人は4日間入院しましたがすでに退院し、全員、快方に向かっているということです。
保健所は、店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、店を18日から3日間の営業停止処分にしました。
カンピロバクターによる食中毒は加熱不足の肉などを食べると起きることがあり、市は、肉を食べるときは十分に加熱調理することや、食肉に触れた調理器具などは使用後に洗浄、殺菌することなどを呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20210718/1040013785.html