2021/07/23【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ・与論町で会食の8人クラスター /沖縄県
昨年11月以来、3例目 県内19人、与論10人が感染
県は23日、与論町で、計8人の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)を確認したと発表した。県内でクラスターが確認されるのは、6月12日の鹿児島市発表以来、45例目。同町
では、昨年7月と11月に続き3例目となる。県内の新規感染者は19人で、同町の新規感染者は10人。うち6人がクラスター関連だった。今月20日以降の同町感染者は計14人となった。
同町のクラスターは今月中旬に町内の飲食店で行われた会食で発生。22日に感染が確認されていた40代男性2人と、23日に発表された30代~60代の男女6人の計8人の感染を確認した
。県によると、会食は約10人で行われ、感染した8人も参加していた。
これまでに同町で発生したクラスターの原因の一つとして上げられていた、回し飲みはなかったという。県は、感染者の親族や知人ら接触のあった約50人を対象にPCR検査などを実施してい
る。
同町ではクラスター以外の感染者も確認されている。この日は、22日までに確認された感染者の濃厚接触者だった20代~60代の男女4人の感染が判明。クラスターの6人を含めた新規感染
者10人のうち、3人が医療機関に入院、7人が自宅待機している。
県内で1日の感染者が2ケタとなったのは、今月16日以来7日ぶり。同町のほかに感染が確認されたのは、鹿児島市6人、霧島市、鹿屋市、曽於市が各1人。県内の累計感染者数は3817人
。22日現在、41人が医療機関に入院、13人が宿泊施設で療養、2人が自宅待機している。