2021/07/28【新型コロナウイルス:COVID-19】会食した20代友人ら、クラスターに 岐阜県で31人感染 30人超すのは6月12日以来 /岐阜県
岐阜県と岐阜市は28日、県内12市町などで31人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が30人を超えるのは6月12日以来、46日ぶり。感染者は累計9513人となった。
新規感染者の年代別内訳は、20代が8人で最も多く、40代と50代がそれぞれ5人、30代が4人、10代と10歳未満がそれぞれ3人と続いた。一方、65歳以上の高齢者でワクチン接種が進み、60代は2人、70代が1人にとどまった。
27日時点の入院患者は76人で、病床使用率は9・7%。28日時点の重症者は2人のまま。
また、複数回にわたって別々に会食した20代の友人4人とその家族1人の計5人の感染が判明し、新たなクラスター(感染者集団)に認定した。
県健康福祉部の堀裕行部長は「若い人の感染が多い状況が続いている。因果関係は分かっていないが他県に行き帰ってきて感染が分かった事例や、県外からの帰省に伴う感染事例が出てきている」と指摘し、県境をまたぐ移動への注意を呼び掛けた。
新規感染者の居住地別は岐阜市14人、羽島郡笠松町4人、大垣市と関市が各2人、羽島市、多治見市、各務原市、可児市、山県市、瑞穂市、郡上市、揖斐郡池田町、東京都が各1人。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20210728/20210728-91756.html