2021/07/31【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ 入院必要で受け入れ先調整中 全国で前週の2倍以上
新型コロナウイルスに感染し、入院が必要と判断されたものの、受け入れ先を調整中の人は、今月28日時点で全国でおよそ570人と、前の週の2倍以上に増えていることが厚生労働省のまとめでわかりました。
厚生労働省は、都道府県ごとの病床の使用率や患者の療養先について最新の状況をまとめました。
それによりますと、入院が必要と判断されたものの、受け入れ先を調整中の人は、今月28日時点で全国で573人で前の週より372人増え、2倍以上となっています。
緊急事態宣言が出されている東京都では202人と前の週の2倍に増えているほか、まん延防止等重点措置が適用されることになった兵庫県では62人で前の週の2.5倍、石川県ではこの1か月余り入院調整中の人はいませんでしたが、177人に急増しています。
また、自宅で療養している人も前の週より8000人余り増え、全国で1万8927人で、前の週の1.7倍、1か月近く前と比べると4.6倍になっています。
このうち、緊急事態宣言が出されている沖縄県では今月に入って100人から200人台で推移していたものの、28日時点では498人と前の週の3.5倍に増加しました。
さらに、ホテルなどの宿泊施設で療養している人も全国で8309人で、前の週より1900人余り増えています。
緊急事態宣言の対象に追加されることになった大阪府では1157人と、前の週から300人余り増えているほか、まん延防止等重点措置が適用されることになった福岡県でも630人で、390人増えて2.6倍になっています。
https://www3.nhk.or.jp/…/20210731/k10013171591000.html