2021/08/02【新型コロナウイルス:COVID-19】イスラエル3回目接種本格化 デルタ感染力水ぼうそう並みか /イスラエル
世界各地で新型コロナの感染が再拡大しています。ワクチン接種で先行していた中東イスラエルは、接種を完了した人に対する3回目の接種を本格的に開始しました。
イスラエルで始まった新型コロナワクチンの3回目の接種。まずは60歳以上が対象で、保健省によりますと、1日にはおよそ3万8000人が受けました。
「イスラエル人で良かった」(接種を受けた人)
政府は、研究結果をもとに決定したと説明していて、先月30日には60歳のヘルツォグ大統領に対する接種の様子も公開。国民に3回目を受けるよう呼びかけます。
「これから始める追加接種は、通常の生活を取り戻すため不可欠です」(ヘルツォグ大統領)
ワクチン接種で世界をリードしていたイスラエル。人口のおよそ57%が接種を完了し、10代の若者にも普及していますが、インド型変異ウイルス、「デルタ株」のまん延で感染は再拡大。1日あたりの新規感染者は2000人を超える日が続いています。
そして、アメリカではこんな発表が。CDC=疾病対策センターによりますと、東部マサチューセッツ州で先月開催された複数の大規模な集会の後、469人の感染が確認され、その74%がワクチン接種を完了していた人でした。デルタ株の感染が多く、127人のウイルスの量は、ワクチン接種を受けないで感染した人とほぼ同程度だったということです。
さらに、複数のアメリカメディアは・・・
「デルタ株は水ぼうそうと同じ程度の感染力がある可能性がある」
CDCがこうした内部資料をまとめたと報じました。
一方、新型コロナを封じ込めてきたとする中国でも、「デルタ株」による感染が広がりつつあり、江蘇省揚州市では少なくとも3つの麻雀店でクラスターが発生。うち1つの店で先月撮影したとされる映像では、店内がかなり“密”の状態だったことがわかります。
また、先月、豪雨に見舞われた河南省でも感染者を確認。一部の地区では、外から人が入って来ないように自主的に土を道路に積み上げて立ち入り禁止の措置を取る映像がSNSに投稿されています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4328371.htm…