2021/08/14【新型コロナウイルス:COVID-19】キャンプなど集団感染相次ぐ 職場の休憩室、更衣室も注意必要 /新潟県
新潟県内では、キャンプでの飲食のほか、職場での昼食時の雑談などによる新型コロナウイルスの感染が相次いでいる。新潟市は13日、市内のキャンプ場の利用停止を発表。県も集団感染が広がっていることから、「今まで以上に徹底した感染予防対策が必要」とし、あらゆる場面でのマスク着用を呼び掛けている。
新潟市はキャンプ場でバーベキューをした市民が感染したことから、市が管理するキャンプ場4カ所と、公園のバーベキュー施設27カ所の利用を14~23日まで停止することを決めた。
県によると、県内ではマスクを外しがちな屋外でのバーベキューや、子ども同士が参加するキャンプで感染が拡大している例があるという。
職場内での感染も広がっている。新潟市によると、7月の市内感染者308人を分析したところ、2割強が職場内での感染だった。また、7月下旬から、3人以上の感染者が出ている市内の会社は計17社。社員の家族らへの二次感染も含め107人が感染している。
同市以外でも会社関連の集団感染が相次いでいる。職場内や昼食時の会話でマスク着用の不徹底や、休憩室や喫煙室、更衣室などが密になっていることが要因とみられる。
中原八一市長は13日の会見で「職場内感染の割合が大きくなっている。職場での食事の際は黙食を実践してほしい」と訴えた。
https://www.niigata-nippo.co.jp/…/20210814635356.html