2021/08/15【サルモネラ】仙北市の宿泊レストランで食中毒 6日間の営業停止処分に /秋田県
8月上旬、仙北市の宿泊施設にあるレストランで食事をした利用客7人が下痢や腹痛などの症状を訴えていたことがわかり、保健所は検査の結果などから食中毒と断定し、このレストランを15日から6日間の営業停止処分にしました。
営業停止処分を受けたのは仙北市田沢湖生保内の宿泊施設の「田沢湖レイクリゾート」にあるレストラン「ごっつおダイニング」です。
仙北市を管轄する大仙保健所によりますと、8月6日から8日にかけてこのレストランで食事をした10歳未満から60代の男女7人が下痢や腹痛などの症状を訴えたということです。
この7人の中に入院した人はおらず、病院で手当てを受けて全員、快方に向かっているということです。
保健所は検査の結果、サルモネラ菌が利用客の3人と調理担当者2人から検出されたことなどからレストランの食事が原因の食中毒と断定し、15日から6日間の営業停止処分としました。
また、同じレストランで食事をした大館市保健所管内に住む家族4人も下痢などの症状を訴えているということで、関連を調べています。
県は、食品を調理するときには十分に加熱し、調理や食事の前には手や指の消毒を徹底するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20210815/6010011402.html