2021/08/19【新型コロナウイルス:COVID-19】“まん延防止”20日から“酒類提供停止”カラオケは?戸惑いの声も… /鹿児島県
20日から鹿児島でも新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が適用される。鹿児島市、霧島市、姶良市では酒類の提供ができなくなる。では、カラオケは?重点措置の内容は多岐に渡っていて戸惑う人もいるようだ。
19日、飲食店を訪ねると重点措置の適用を前に最後にお酒を楽しみたいと客が訪れていた。まん延防止等重点措置の対象となった鹿児島市、霧島市、姶良市では20日から時間を問わず、酒類の提供ができない。大規模な集客施設も午後8時までの営業となる。山形屋、アミュプラザ鹿児島、イオンモール鹿児島なども含まれる。(山形屋は午後7時まで)
酒類の提供の停止で影響を受けるのは飲食店だけではない。大正元年創業の鶴田酒店は売り上げの9割が天文館の飲食店だという。倉庫を見せてもらうと行き場を失った大量のビールがあった。天文館の飲食店にとって、アルコールは売り上げの多くを占める存在。20日から営業を休むという店もあるという。鶴田酒店の鶴田優子さんは「酒がそんなに悪いのか?飲食店以外にもクラスターは起きている」と肩を落とす。「売り上げの落ち込みを補うための対応も行政は考えて欲しい。酒店への協力金も検討して欲しい」と訴えていた。
重点措置ではこれまでなかったカラオケへの規制も始まる。年配の人が集う、昼カラ。全国でクラスターが起きていることなどから、スナックや喫茶店ではカラオケの利用ができなくなる。鹿児島市のカラオケスナックではマスクの着用だけでなく、客はワクチンの接種を終えた人に限定するなど対策をとってきた。店主は「カラオケを奪われたら営業ができなくなる」と嘆く。
一方、大手チェーンのようなカラオケボックスは今回の重点措置では規制の対象になっていない。男性は、県の担当課にカラオケ自体の規制について問い合わせたが、「特に規制はない」といった回答があったという。ルールが複雑で周知されていない、まん延防止等重点措置。20日から来月12日まで適用される。
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