2021/09/08【新型コロナウイルス:COVID-19】6つの感染リスクに注意 新潟県内の感染パターンは
新型コロナウイルスの感染パターンやリスクのある場面などを詳しくみていきます。
県は、新潟大学大学院の菖蒲川由郷特任教授が分析した県内の感染パターンを発表しました。分析ではこどもの感染パターンをあげています。
●一つは中学校の中で広がり、家族に拡大するケース。
中学生同士、さらにそれぞれの家族に広がっています。学校で感染が大きくなる場合は症状が出てから判明まで3日以上かかっているといいます。
●もう一つは、大人のつながりを介して家族内で子どもが感染。そこからさらに小学校では同じクラスやスポーツクラブなどで感染するケース。
また、生徒から教員、教員から生徒、いずれのケースもあったといいます。
何に注意をしたらいいのか。県福祉保健部の松本晴樹部長はこう話します。
〈県福祉保健部/松本晴樹部長〉
「(デルタ株は)みんな症状が出る。気を付けてさえいればわかるわけです。症状にさえ注意していれば防げるクラスターなんです。体調が悪い時に仕事・学校に行かない、これが非常に重要です。ちょっとのどかゆいなとか、違和感あるなぐらいで病院行っていただくとかなり早い段階でクラスターは止まります。ぜひよろしくお願いします」
いつもと違うと感じたらすぐに受診することが大切です。
また、県が感染リスクのある場面としてあげているのが、
・【密閉空間】屋内の活動など
・【大きな声を出す】合唱・応援など
・【密接・密集】接触する競技や話し合いなど
・【長時間】 ⇒長時間の打ち合わせなども換気を
・【合宿・遠征・寮生活】 ⇒部活の前後やバスの中でも必ずマスクを着用
・【飲食の場】集団感染が発生しやすい ⇒大人数は控える
9月8日も新潟市の会社のクラスターが発表されています。社員食堂があり、マスクを外して会話をしていたということです。
県はまだ大人数での会食は早いため控えてほしいとしているほか、ワクチンを打っていても油断せず、マスクをするなど感染防止対策を呼びかけています。
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