2021/09/08【新型コロナウイルス:COVID-19】石川で18人感染 社員寮で会食クラスター /石川県
石川県は8日、新たに18人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。県内企業の社員寮で開かれた会食で、これまでに9人に感染が確認され、県がクラスターに認定しました。
石川県内では8日午前10時までに661件の検査結果が判明し、18人が陽性でした。
県内企業の社員寮で開かれた従業員や友人どうしの会食で、これまでに白山市に住む20代から30代の男性9人に感染が確認され、石川県が8日、クラスターに認定しました。この寮では9月上旬に入って複数の会食が行われ、多いときには15人ほどが参加していたとみられています。
石川県健康福祉部の北野喜樹部長は会見で「一緒に住んでいたり、近所に住んでいたりして、警戒心を続けて生活するのは難しいと思うが、できるだけマスクを外す機会を減らしてほしい。会食をするときも、なるべく人数を絞ってほしい」と呼びかけました。
すでに発生したクラスターでは、金沢市片町地区の接待を伴う飲食店で新たに従業員1人の感染が確認されました。
このほか3人は感染者と濃厚接触や接触があり、9人は感染経路がわかっていません。
石川県内の感染者は合わせて7494人になりました。新たに85人が退院し、治療を受ける患者は338人になりました。重症者は4人です。
感染状況を示すモニタリング指標は、4つの項目すべてで前日より下落しました。そのうえで、県は総合的な感染状況について、最も深刻なステージ4感染拡大緊急事態の判断を維持しています。
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