2021/09/09【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ 新たに28人感染 12人があわら市のスイミングスクール利用 /福井県
福井県は9日、新たに28人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち12人の児童が、あわら市内のスイミングスクールを利用していたことが分かり、県はこのスクールを介してクラスターが発生したとの認識を示した。
新たに確認された感染者は、福井市、坂井市、あわら市で4人ずつ、越前町で1人。また、坂井市内の小学校4校で、合わせて児童13人とその家族3人の感染が確認されている。
児童2人が感染していた坂井市の木部小学校では、児童10人とその家族3人の感染が新たに判明し、坂井市の平章小学校、加戸小学校でも、児童1人ずつの感染が分かった。
これらの児童全員と、既に感染が確認されている坂井市の兵庫小学校の2人の児童について、あわら市の「新田塚スイミングスクール」を利用していたことが分かり、県はこのスクールを介した集団感染=クラスターが発生したとの認識を示し、学校内での感染ではないとしている。
このスイミングスクールの一連の感染者は、児童16人とその家族6人の、合わせて22人となった。
木部小学校は臨時休校を15日まで延長し、平章小学校と加戸小学校は10日まで臨時休校する。
また、このクラスターとは別に、坂井市の春江東小学校でも児童1人が感染し、10日まで臨時休校する。
県内の感染者は累計で2783人。感染症指定医療機関への入院患者は、8日より6人減って143人、重症者は2人。宿泊療養施設の利用は49人。
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