2021/09/13【新型コロナウイルス:COVID-19】感染の後遺症 けん怠感が最多 嗅覚・味覚の障害や脱毛も
新型コロナウイルス感染による後遺症は、大阪府に寄せられた相談では、けん怠感が最も多くて相談した人のおよそ3割に上るほか、嗅覚や味覚の障害、脱毛などを訴える人も多くいることがわかりました。
大阪府は新型コロナ受診相談センターで、後遺症に関する相談をことし7月から受け付けています。
7月中に寄せられた208件の相談について、複数の症状を訴えた場合はそれぞれをカウントして、症状別の相談件数をまとめました。
それによりますと、最も多かったのは「けん怠感」の63件で、相談した人のおよそ3割に症状が出ていました。
続いて「嗅覚障害」が53件、「味覚障害」が44件、「脱毛」が40件、「呼吸苦」が31件などとなっています。
このほかにも「うつ・気分の落ち込み」や「集中力・記憶力低下」など、後遺症の症状は多岐にわたるということで、大阪府は、「1人で抱え込まずに気軽に相談してほしい」と呼びかけています。
府の新型コロナ受診相談センターは、24時間電話で相談を受け付けていて、必要に応じて医療機関の案内も行っています。
電話番号は、午前8時から午後9時までが「06−7166−9911」、午後9時以降は「050−3531−5598」です。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210913/2000051234.html