2021/09/22【新型コロナウイルス:COVID-19】コロナ感染の保育士に出勤隠すよう指示 園長が保健所の調査に /大阪府
大阪・此花区の保育所が新型コロナウイルスに感染した保育士に対して、保健所の調査に出勤していたことを隠すよう指示していたことがわかりました。
大阪・此花区の保健福祉センターなどによりますと、大阪・此花区の保育所で先月下旬、保育士が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。
この保育士は感染が判明する前日に勤務していましたが、保育所の園長は、保健所の調査に対して勤務していたことを隠すよう保育士に指示したということです。
保育士は大阪市外に住んでいて、保育士も出勤していないと説明していたため大阪市の保健所は保育所での感染を把握できず、濃厚接触者の調査や検査なども行われなかったということです。
その後になって園児や別の保育士の感染が相次ぎ、今月に入り、保育所の園長が虚偽の説明をさせたことを大阪市などに報告したということです。
感染につながりがあるかどうかはわからないということで、園長は市に対し「コロナの患者が発生すると休園しなくてはならなくなるので、出勤していないと言うように指示をした。申し訳ない」と話しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210922/2000051615.html