2021/09/27【新型コロナウイルス:COVID-19】高齢者施設でクラスター、「ブレイクスルー感染」も発生 /三重県
三重県は26日、新型コロナウイルスに25人が感染したと発表した。病床使用率は22・7%で、前日より3・7ポイント下がった。このうち、重症者用は12・7%。
感染者の内訳は、四日市市12人、津市5人、名張、鳥羽市、菰野町が各2人、鈴鹿市と県外が各1人。
四日市市の特別養護老人ホームで、同日までに利用者7人と施設職員1人の計8人の感染が判明し、県内111例目のクラスター(感染集団)に認定した。2回のワクチン接種後に感染する「ブレイクスルー感染」も発生したという。
また、このクラスターで感染した70歳代女性の同居家族で、濃厚接触者として検査した菰野町に住む20歳代の女性教職員の感染も判明。勤務先の小学校での濃厚接触者はいなかったが、女性が受け持つクラスは学級閉鎖となる。
ブレイクスルー感染を含むクラスターによる感染拡大を受け、県は「ワクチン接種後も人混みを避けてマスクを着用し、手指消毒を行うなど感染対策を徹底して」と呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210927-OYT1T50065/