2021/10/15【カンピロバクター:食中毒】四万十市の高校の寮で生徒20人が食中毒 いずれも軽症 /高知県
四万十市にある中村高校の寮で、生徒20人が下痢や発熱などの症状を訴え、保健所は、寮の食事が原因の集団食中毒と断定し、15日から3日間、食事の提供を停止するよう高校に命じました。
県によりますと、今月11日、四万十市の中村高校から、寮生11人が下痢や発熱など胃腸炎の症状で欠席していると幡多福祉保健所に連絡がありました。
保健所が調査したところ、寮生44人のうち、1年生から3年生の20人が症状を訴え、検査の結果、生徒12人と無症状だった調理員3人の合わせて15人から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されました。
生徒たちは、いずれも軽症で入院はしておらず、全員が快方に向かっているということです。
保健所は、寮の食事が原因の集団食中毒と断定し、15日から3日間、食事の提供を停止するよう高校に命じました。
カンピロバクターは、加熱が不十分な鶏肉などを食べた場合に感染することがあり、県は食肉は十分に加熱するとともに、まな板や包丁を介した感染にも注意するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20211015/8010012877.html