2021/10/21【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ専用病室でウイルス漏れないか空調機能を検証 /青森県
新型コロナウイルスの専用病床がある青森県八戸市の病院で、ウイルスが病室の外に漏れないか確かめるため、空調の機能を検証する実験が行われました。
八戸市の八戸平和病院は、先月、新型コロナの患者を受け入れる専用病室を新たに2部屋設置し、21日、ウイルスが病室の外に漏れないか確かめるため空調の機能を検証する実験を行いました。
実験では空気中の飛沫量を測定できる機械を使って、飛沫に見立てた煙がどのくらいの時間で換気できるか調べました。
病室の広さは38平方メートルで、ベッドが2つあり、窓を開けない状態でおよそ16分で換気できたことを確認したということです。
この病院では、専用病室があるフロアの廊下に気圧を下げる装置も設置して、ほかのフロアにウイルスが拡散しないよう対策をしているということです。
八戸平和病院の濱田和一郎院長は「新型コロナの感染拡大のリスクがまだあるので、安心した診療環境を目指していきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20211021/6080014076.html