2021/11/07【ノロウイルス:食中毒】焼き肉店で食中毒 高校生21人おう吐など訴え /大阪府
大阪・池田市の焼き肉店で、食事をした高校生21人がおう吐や下痢の症状を訴え、このうち7人からノロウイルスが検出されたことから、府はこの店の食事が原因の食中毒と断定してこの店を7日から9日までの3日間、営業停止の処分にしました。
営業停止の処分を受けたのは、大阪・池田市井口堂の焼き肉店「じゅじゅ庵石橋店」です。
大阪府によりますと今月2日、この店で焼き肉を食べた16歳から18歳までの府内の高校生21人が下痢や吐き気、腹痛などの症状を訴え、保健所が調べたところこのうち7人からノロウイルスが検出されたということです。
いずれも症状は軽く、快方に向かっているということです。
患者に共通するのがこの店の食事しかないことや、店の従業員1人からもノロウイルスが検出されたことなどから、府はこの店が提供した食事によるノロウイルスの食中毒と断定し、7日から9日までの3日間、店を営業停止処分としました。
ノロウイルスはおう吐や下痢を引き起こすウイルスで、毎年、秋から冬にかけて流行を繰り返していて、府は食事前の手洗いを徹底して加熱が必要な食品にはしっかり火を通すなどして注意するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211107/2000053580.html