山でとられたきのこを食べた金沢市の家族4人が、おう吐などの症状を訴え、市の保健所は毒きのこの「ツキヨタケ」による食中毒と断定し、注意を呼びかけています。
金沢市保健所によりますと、6日の夜、市内の医療機関から「きのこを食べた家族が、おう吐や下痢などの症状を訴えている」との連絡がありました。
保健所によりますと、症状を訴えたのは、金沢市内の20代から80代の家族4人で、知人が山でとってきたきのこを調理してこの日の夕食に食べていました。
保健所によりますと、現在は4人とも回復に向かっているということです。
この家族は、知人から食用の「ヒラタケ」としてきのこを受け取りましたが、保健所が残されていたきのこを調べたところ、毒きのこの「ツキヨタケ」だとわかり、保健所は「ツキヨタケ」による食中毒と断定しました。
金沢市保健所によりますと、毒きのこの「ツキヨタケ」は、食用の「ヒラタケ」と見た目がよく似ていて、同じような場所に生えていることが多いということです。
保健所は「食用だと確実に判断できないきのこは、絶対にとったり、食べたりしないよう注意してほしい」と呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/…/kanazawa/20211108/3020009728.html