2021/12/04【セレウス菌:食中毒】飲食店の弁当で5人が食中毒 美馬市 /徳島県
美馬市の飲食店の弁当を食べた客5人が、おう吐などの症状を訴え、保健所は食中毒と断定して、店を4日間の営業停止処分としました。
営業停止処分となったのは、美馬市脇町にある飲食店「LinkPointSAIRAI(りんく・ぽいんと・さいらい)」です。
県によりますと先月30日、この店の弁当を食べた30代から50代の客5人が、吐き気やおう吐などの症状を訴えました。
5人はいずれも快方に向かい、入院した人もいないということです。
保健所が調査したところ、店内や症状を訴えた人から食中毒を引き起こす、セレウス菌の毒素が検出されたということで、保健所は食中毒と断定し、4日から4日間の営業停止処分としました。
セレウス菌による食中毒は、大量に調理された料理の保存環境が悪いことで発生するおそれが高いということで、県安全衛生課は、作り置きをせずに必要な量の食品を調理することや加熱調理後は速やかに冷却保存することなどを呼びかけています。