2021/12/16【新型コロナウイルス:COVID-19】関空の検疫所職員、オミクロン株感染 職場の6人が濃厚接触者に /大阪府・検疫
厚生労働省は16日、関西国際空港の検疫所職員が新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染していたと発表した。海外渡航歴がない人のオミクロン株陽性確認は初めて。
厚労省によると、職員は30代女性。新型コロナの陽性が確認された入国者の宿泊療養施設で勤務していた。施設内には、後にオミクロン株への感染が判明した3人の入国者がいたが、この職員は陽性者らと直接接する業務はしていないという。13日の検査で陽性が確認されたため、ウイルスのゲノム(全遺伝情報)を解析。現在は入院している。職場関係者6人が濃厚接触者と認定され、待機施設に入っている。厚労省は施設内で感染したとみて調べている。