日本サッカー協会(JFA)は5日、第100回全国高等学校サッカー選手権大会に出場した2チームの関係者から新型コロナウイルスの陽性反応が認められたと発表した。
発表によると、2チームはいずれも敗退しており、関係者は敗退後に体調不良を訴えた。検査の結果、陽性が確認されたとのこと。勝ち残っている大津(熊本)、関東第一(東京B)、高川学園(山口)、青森山田(青森)の関係者からは体調不良等の報告はないという。
8日に準決勝、10日に決勝を控えるが、JFAは「大会が定めた感染対策ガイドラインによって運営されており、現在勝ち残っている4チームの関係者から体調不良等の報告はありませんが、健康観察を継続しつつ、検査体制の強化および感染防止対策の徹底により、予定通り準決勝・決勝を開催します」と説明。続けて、「今後も感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認に引き続き細やかに取り組むとともに、自治体や保健所、関係当局の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」と伝えた。