2022/01/08【新型コロナウイルス:COVID-19】島根、鳥取で新たに56人感染 松江でクラスター、店名公表 /島根県、鳥取県
島根県と鳥取県は8日、計56人(島根40人、鳥取16人)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも7日に確認された。島根で1日の新規感染者が40人台になるのは136日ぶり。また、松江市は市内の飲食店でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。県内のクラスター発生は30例目。
島根県の新規感染者の居住地は松江市19人、出雲市8人、浜田市7人、安来市1人、江津市1人、県外4人。うち松江市在住の12人と県外在住の2人はこれまでに感染が確認された同市在住者1人の濃厚接触者。市は、一堂に会した場面がなく、異なる機会や場所で接触しており、クラスターではないとしている。
クラスターについて松江市は、利用者が特定できないとして店名は「白木屋松江南口駅前店」(松江市朝日町)だと公表した。クラスターの感染者7人は6日までに確認された感染者を含む。居住地は4人が松江市、3人は県内で市外。
9日の松江市成人式は予定通り行うという。
職員1人の感染が判明していた県川本合同庁舎(川本町川本)では、同じフロアで勤務する職員約60人の陰性が確認され、通常業務を11日に再開する。
鳥取県の新規感染者の居住地は鳥取市10人、県中部1人、県西部1人、非公表4人。うち8人は県外移動歴がある。新規感染者のうち8人はオミクロン株感染の疑いがあるという。
累計のコロナ感染者数は島根が1862人、鳥取が1731人。うちオミクロン株感染者は新たに島根で21人が確定し累計53人、鳥取で26人が確定し累計29人となった。8日午前0時時点の即応病床使用率は島根(216床)が35・6%、鳥取(213床)が21・1%で、重症者はいない。