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- 2022/01/10【ノロウイルス:食中毒】患者の便から“ノロウイルス”…旅館の弁当食べた男女8人が嘔吐や下痢 食中毒と断定し営業停止に /石川県
2022/01/10【ノロウイルス:食中毒】患者の便から“ノロウイルス”…旅館の弁当食べた男女8人が嘔吐や下痢 食中毒と断定し営業停止に /石川県
石川県七尾市内の旅館が作った弁当を食べた男女8人が食中毒症状を訴え、県はこの店を10日から1月12日までの営業停止処分としました。
食中毒が発生したのは七尾市能登島向田町の旅館「ドライブインさとみ」です。
県によりますと1月5日にこの旅館が作った持ち帰り用の弁当を食べた5人が、7日から8日に嘔吐や下痢などの食中毒の症状を訴えたということです。
能登中部保健福祉センターが調査したところ、同じ弁当を食べた14人中、男女8人に同じような食中毒の症状があることがわかりました。
症状のある人に共通する飲食物が弁当以外にないことや患者の便からノロウイルスが検出されたことなどから、県はこの旅館が出した弁当による食中毒と断定しました。
弁当には刺身や揚げ物、煮物などが入っていて、県は食中毒を引き起こした原因について現在調査を進めています。
県はこの店を10日から1月12日まで3日間の営業停止処分とし、施設の清掃や消毒を徹底するよう指示しました。