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- 2022/01/10【新型コロナウイルス:COVID-19】1人死亡 106人感染北海道 新規クラスター1月10件に…「スナックとデイサービス」で新たに2つ確認 /北海道
2022/01/10【新型コロナウイルス:COVID-19】1人死亡 106人感染北海道 新規クラスター1月10件に…「スナックとデイサービス」で新たに2つ確認 /北海道
北海道は1月10日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された106人(うち再陽性3人)のうち、北海道発表分47人(うち再陽性2人)の詳細を発表しました。
10日は1人の死亡が確認されました。北海道発表分の80代の男性です。北海道内での死者の発表は12日ぶりです。感染者は北海道発表分47人(うち再陽性2人)、札幌市51人(うち再陽性1人)、旭川市4人、小樽市4人で、函館市はありません。
100人を上回るのは3日連続で、2021年7月26日以来、約5か月半ぶりです。前週の同じ曜日を7日連続で上回っています。
7日間合計では583人で、前週と比べ約3.9倍、札幌市は約2.9倍で、増加傾向となっています。
1週間前の月曜日と比べ北海道全体は96人増え約11倍、札幌市は44人増え約7倍となりました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「11.1人」、札幌市「13.7人」となり、どちらも2ケタに入りました。
北海道は現在「レベル1」で、まん延防止等重点措置を要請する「レベル2」で設定した病床使用率や10万人あたりの療養者数などの指標はいずれも達する状況ではありませんが、新規感染者数は「15人」に対し札幌市が近づいています。
「オミクロン株」の新たな確認はなく、これまでに判明している北海道内での感染者は計17人(うち札幌市6人)です。
北海道発表分として新たなクラスターが2つ確認されました。
●飲食店(江別市):14人
「スナック」の従業員1人の陽性が1月6日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、計14人(経営者1人、従業員4人、利用客9人)の感染が確認されました。
20代から70代で、軽症または無症状。これまで16人にPCR検査をしています。
北海道によりますと、店でカラオケ設備は使用していませんでしたが、マスクをあご付近に着用するいわゆる「あごマスク」で、徹底されていないケースがあったということです。
江別市内では別の飲食店でクラスター(下記で拡大)が確認されていて、関連は調査中としています。
●デイサービスセンター(苫小牧市):5人
利用者1人の陽性が1月6日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、利用者計5人の感染が確認されました。
80代から90代で、軽症または無症状。これまで98人にPCR検査をしています。
北海道内では5日連続で新たなクラスターが確認され、1月に入り計10となっていて、そのうち飲食店が5件となっています。
これまでのクラスターも拡大しています。
●飲食店(江別市)
新たに利用客4人が確認され、計22人になりました。
【1月10日 北海道発表分の感染者情報】(再陽性2人含む)
▼空知地方:4人
▼石狩地方:31人(うち再陽性2人)
▼後志地方:2人
▼胆振地方:2人
▼上川地方:1人
▼留萌地方:3人
▼オホーツク地方:1人
▼十勝地方:1人
●その他:1人
■北海道外:1人
●年代
・10歳未満~80代(30代以下32人)
15人は入院(宿泊療養施設含む)中、32人は調整中です。
106人中、32人の感染経路が不明で、重症者は前日と変わらず「0」です。重症者がいないのは26日連続です。
10日は札幌市などで新たなクラスターは確認されていませんが、札幌市の「有料老人ホーム」で新たに1人確認され、計27人に、「通所介護事業所」で新たに1人確認され、計10人に拡大しています。
北海道は「まん延防止等重点措置」の対象の広島県、山口県、沖縄県との不要不急の往来自粛を求めるとともに、基本的な感染防止行動の徹底、空港や医療機関28か所に設置している「無料のPCR検査」の利用を呼びかけています。
北海道内の感染者は、計62133人となりました。