2022/01/12【新型コロナウイルス:COVID-19】長崎県警でクラスター 12人で会食、8人感染 高校バレー部でも /長崎県
長崎県などは11日、県内で新たに63人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が60人を超えるのは2021年9月3日の64人以来130日ぶり。長崎市では県警察官の会食によるクラスター(感染者集団)が発生した。
内訳は佐世保市36人▽長崎市14人▽諫早市6人▽島原市3人▽大村市、壱岐市、西海市、南島原市各1人。県内の感染確認は計6362人になった。
県警は11日までに、飲酒を伴う会食に参加した20~50代の警察官計8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県警によると、8人の所属の内訳は大浦署6人▽浦上署、県警本部各1人。いずれも5日夜、長崎市内の飲食店で12人で会食していた。また長崎地検は11日、職員1人の感染を発表した。
長崎市では放課後児童クラブでのクラスターで新たに2人の感染が確認され、感染者は計9人となった。
佐世保市36人過去最多
佐世保市の36人は過去最多で、このうち生徒ら31人(県外の1人含む)が感染した聖和女子学院高でクラスターが発生した。生徒は同校バレー部の所属で、今月上旬の全国大会(東京)に出場。感染予防対策のため東京へはバスで往復したという。また感染者の1人は米海軍佐世保基地に勤務する30代の女性従業員。同基地の日本人従業員の感染者は県外在住者を含めて計22人。
基地関係者32人
同基地は同日、基地関係者32人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同基地の感染者は計236人。