2022/01/16【新型コロナウイルス:COVID-19】ブラジルでもオミクロン株拡大で新型コロナの感染者急増 /ブラジル
南米ブラジルでも新型コロナウイルスのオミクロン株の影響で感染が急拡大し、1日の新規感染者数が10万人超えるなど高い水準となっています。
ブラジルの保健当局によりますと、14日発表の新規感染者は11万2286人でした。ブラジルでは去年9月18日に15万人を超え、過去最多となりましたが、その後、1日の感染者は3000人台になるなど急激に減少しました。これを受け、経済活動は徐々に再開していて、年末年始の休暇時期に感染が急拡大したとみられています。
ブラジルの研究機関の調査によりますと、1月2日から8日までの感染者のうち3212人を調べたところ、98.7%がオミクロン株への感染だったということです。感染対策としてワクチン接種証明の提出やマスク着用の義務づけが続いているほか、今年に入ってから5歳から11歳までの子どもへのワクチン接種が始まっています。
南米では各国で感染が急拡大していて、アルゼンチンでも新規感染者が10万人を超え、過去最多の水準が続いています。