2022/02/02【新型コロナウイルス:COVID-19】スパコン「富岳」でオミクロン株感染リスク調査 対面会話でマスクの飛まつ防止効果は

兵庫・神戸の理化学研究所は、スーパーコンピューター「富岳」を使って、会話した際のオミクロン株への感染リスクの調査結果を公表した。
「富岳」は、4期連続で世界ランキング1位を獲得しているスーパーコンピューターで、新型コロナの研究に活用されている。
今回、理化学研究所は、「富岳」を用いて、対面で会話した場合などの感染リスクについて調査を行った。
その結果、マスクをつけずにオミクロン株の感染者と15分間対面で会話した場合、1メートルの距離をとっていると、およそ60%の確率で感染することがわかった。
感染確率は、デルタ株よりも15%程高く、オミクロン株の感染力の高さが示された。
また、感染者が不織布のマスクをしていた場合、50cm以内に近づくと、感染確率は10%程度高まるなど、マスクが飛沫(ひまつ)をブロックする効果は限定的であることもわかった。
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