2022/02/08【新型コロナウイルス:COVID-19】尾身会長“高齢者施設など感染対策徹底されないと重症者増加”
政府の分科会の尾身茂会長は、衆議院予算委員会で、新型コロナの感染拡大のピークアウト=頭打ちは可能だという認識を示す一方、しばらくは重症者数の増加が続く可能性があるとして、高齢者施設の感染対策が重要な局面にあると指摘しました。
この中で、政府の分科会の尾身会長は、新型コロナの感染拡大のピークアウト=頭打ちの見通しについて「多くの県で、感染者数の今週と先週の比較で、少しずつ増加のスピードが鈍化していてピークアウトは可能だ」と述べました。
一方、その後の感染者数の見通しについて「可能性としては、すぐに急激には下がらず、徐々になだらかに下がるか、あるいは高どまりになる。最悪の場合には『BA.2』という亜種もあり、なかなか下がらずに上がるということも考えられる」と述べました。
そして、尾身会長は「いま直面する課題の中で最も重要な課題の1つは、高齢者を中心に重症者や死亡者が少しずつ増えていることだ。高齢者施設などの感染対策が徹底されないと、しばらくは重症者数の増加が続く可能性がある。高齢者施設の感染対策については、周りの医療機関や地域の連携が非常に重要な局面にある」と指摘しました。
また、オミクロン株と季節性インフルエンザの違いを問われたのに対し、尾身会長は個人的な見解だとしたうえで「確かに似ているところもあるが、違う点もいくつかある」と述べました。
そして、尾身会長は「いま直面する課題の中で最も重要な課題の1つは、高齢者を中心に重症者や死亡者が少しずつ増えていることだ。高齢者施設などの感染対策が徹底されないと、しばらくは重症者数の増加が続く可能性がある。高齢者施設の感染対策については、周りの医療機関や地域の連携が非常に重要な局面にある」と指摘しました。
また、オミクロン株と季節性インフルエンザの違いを問われたのに対し、尾身会長は個人的な見解だとしたうえで「確かに似ているところもあるが、違う点もいくつかある」と述べました。