2022/02/18【新型コロナウイルス:COVID-19】千葉県内4937人感染、12人死亡 高齢者施設などクラスター9件 /千葉県
千葉県内で18日、新型コロナウイルスに感染した12人の死亡と4937人の感染が新たに判明した。死者数は5日連続で10人を上回った。女子バスケットボールチームや高齢者施設などで新規クラスター(感染者集団)が計9件確認された。
県は60代~90代以上の8人の死亡と、3114人の感染を発表した。濃厚接触者のうち検査なしで医師が判断した「みなし陽性者」135人を含む。死亡した80代女性は、高齢者施設で療養中に亡くなった。
新規クラスターは、市川市の介護老人保健施設「サンセール市川」で31人、同市の介護老人保健施設「葵の園・市川」で30人、香取市の高齢者施設「複合福祉施設 香取の杜中々」で13人、南房総市の嶺南幼稚園で園児8人。
柏市は3人の死亡と、みなし陽性者24人を含む431人の感染を発表した。死亡した80代女性と90代以上の女性は、それぞれクラスターが発生した別の高齢者施設に入所していた。
市内に拠点を置く女子バスケットボールチーム「エネオス・サンフラワーズ」で選手6人、子ども関係の福祉施設で13人、私立保育園で6人が感染し、新たなクラスターとなった。
船橋市は、90代男性の死亡と、みなし陽性者54人を含む626人の新規感染を発表した。亡くなった90代男性は、介護系施設の入所者で、病院で医師の診断を受けた上で、施設内療養を続けていた。
市内の介護老人保健施設「船橋ケアセンター」では入所者11人が感染し、新たなクラスターとなった。
千葉市は、みなし陽性者59人を含む766人の感染を発表した。若葉区の特別養護老人ホームでは18人が感染し、クラスターと確認された。