2022/03/06【新型コロナウイルス:COVID-19】会食で医師5人が感染 /青森県
青森市と青森市民病院は5日、市保健所が同日認定した新型コロナウイルス感染症の新たな会食クラスター(感染者集団)で、市民病院の20代男女医師5人が感染したと明らかにした。病院内の患者やほかの職員への感染は、現時点で確認されていない。
市や市民病院によると、会食には感染が判明した医師5人を含む病院の職員計6人が参加した。2月25日の勤務後、職員の自宅に6人が集まり会食していたが、会食中はマスクをせず会話する場面があったという。27日に男性医師1人が発症し、検査の結果、発症した医師も含む3人の陽性が28日に判明した。その後の検査で、3月3日に医師2人の感染を確認した。
これまでに、医師らと接触した可能性がある患者や職員ら135人の検査を行い、5人の医師以外は全員陰性を確認している。5人の医師は、それぞれ別部署に所属している。
2月28日の感染確認を受け、市民病院は7日まで、一部診療科で外来診療を休診中。クラスター発生に伴う診療体制への新たな影響は、入院・外来いずれもないとしている。