2022/03/06【新型コロナウイルス:COVID-19】感染者、一般病床に4500人 救急患者受け入れなどに影響も
新型コロナウイルス感染症で全国の病院に入院している約2万7千人のうち17%に当たる約4500人が、22都道県でコロナ患者専用に確保された病床以外の一般病床にいることが6日、分かった。別の病気で入院中に院内でのクラスター(感染者集団)により感染し、そのまま一般病床で入院を継続している人が多いとみられる。コロナ病床の使用率上昇は抑えられているが、救急患者の受け入れや手術の制限といった一般医療へのしわ寄せが懸念される。
厚生労働省によると、全国の入院患者2万7492人(2日時点)のうち、コロナ病床には2万2954人で、残りの4538人は一般病床だった。