2022/03/09【新型コロナウイルス:COVID-19】保育施設でクラスター相次ぐ 岐阜県566人感染、2人死亡 /岐阜県
岐阜県と岐阜市は9日、県内38市町などで、新たに計566人の感染と、岐阜市の80代男性、海津市の80代男性の2人の死亡を確認したと発表した。新規感染者は前週の水曜日から78人減少し、前の週の同じ曜日の感染者数を6日続けて下回った。感染者は累計5万7694人、死者は計292人となった。
クラスター(感染者集団)は新たに5件確認し、うち3件は保育施設関連。高山市の保育園と小学校では、園児や児童、家族ら計27人の感染が判明した。不破郡垂井町の認定こども園では21人、可児市の外国籍の園児が通う保育園では20人の感染が分かった。岐阜市では、高齢者福祉施設で7人、病院で5人の陽性を確認した。
拡大したクラスターは16件。瑞浪市の幼児園では園児ら6人の感染が新たに判明し、計36人。海津市の病院関連では、併設している保育施設の職員らの感染が新たに分かり、5人増えて26人となった。終息したクラスターは6件。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は195・58人で6日連続で減少。8日時点の病床使用率は38・7%、自宅療養者は3348人。宿泊療養施設の入所者は335人。重症者は1人増えて5人となった。