2022/03/11【新型コロナウイルス:COVID-19】卒業パーティーや部活で感染 競技後の集団での食事にもリスク 10代の感染が依然多い沖縄 /沖縄県
沖縄県は10日、10歳未満から90代の男女649人の新型コロナウイルス感染を確認した。先週の木曜日より347人少なく、5日連続で前週の同じ日を下回った。一方で10代の感染は依然として多く、部活動での接触が10件、学校の卒業パーティーが原因となった例も数件確認されている。
直近1週間の感染者数を前週と比較すると0・86倍で、0・99倍だった2月26日から12日ぶりに1倍を下回った。糸数公医療技監は「会食による感染は増えており、そこから新たな感染が広がることも心配しなければいけない」と警戒を続けるよう呼び掛けた。
部活動による感染は、過去にバスケットボールや剣道などが確認されているとし「競技だけでなく、部活終わりに食事をするなど団体行動での感染もある」と指摘。周囲の大人が部活中や、その後のリスク管理をする必要があるとした。
新規649人で感染経路が分かっているのは312人。内訳は家庭内197人、職場内33人、施設内2人、友人知人71人、飲食9人だった。9日までの人口10万人当たりの感染者数347・85人は全国11番目で、全国平均320・69人を上回っている。米軍関係は44人だった。