2022/03/30【新型コロナウイルス:COVID-19】「エアロゾル感染」認め見解変更 “第7波”警戒の中 /国立感染症研究所
新型コロナウイルスをめぐり、空気中に漂う小さな粒子を吸い込んで感染する「エアロゾル感染」について、国立感染症研究所は、これまでと一転して、感染経路と認められるとの見解を示した。
国立感染症研究所は、これまで感染経路として主に飛沫(ひまつ)と接触を挙げていて、「エアロゾル感染」については否定的だった。
感染研は28日、新たな見解を発表し、「換気が悪い環境や密集した室内では、ウイルスを含む粒子が空中に漂う時間が長く、こうした環境に一定時間滞在することで感染が発生した事例が国内外で報告されている」として、「エアロゾル感染」を一転して認めた。
新型コロナをめぐっては、東京の感染者が3日連続で前の週の同じ曜日よりも増加していて、「第7波」を警戒する声が上がっている。