2022/04/14【アニサキス:寄生虫】アニサキス食中毒、すし店営業停止 みやき町の「しげなが」 /佐賀県
佐賀県は13日、客に提供したにぎりずしが原因で寄生虫のアニサキスによる食中毒が発生したとして、三養基郡みやき町のすし店「鮨(すし)ダイニングしげなが」に同日1日間の営業停止命令を出した。
県生活衛生課によると、11日午後7時ごろ、上峰町の30代女性が同店でアジとサバ、イワシのにぎりずしを食べ、午後11時ごろに腹痛の症状が出た。翌日に医療機関を受診し、アニサキスが検出された。発症前の4日間、他に生で魚介類を食べておらず、同店のすしを食べたことがアニサキスによる食中毒の原因だと断定した。
今年県内でのアニサキスによる食中毒は初めて。2020年は14人、21年は5人の被害が出ている。