2022/04/28【黄色ブドウ球菌:食中毒】枚方 税務職員研修施設で49人搬送 食堂の料理原因の食中毒 /大阪府
4月22日、大阪・枚方市にある税務職員の研修施設の食堂で夕食を食べた男女が腹痛やおう吐などの症状を訴え49人が救急搬送されたのは、研修施設の食堂で提供された料理が原因だったことが保健所の調査でわかりました。
国税局の職員などが研修を行う大阪・枚方市の「税務大学校大阪研修所」では4月22日、18歳から22歳の男女、あわせて52人の職員が相次いで下痢や腹痛、おう吐の症状を訴え、49人が救急搬送されました。
いずれもこの研修所の食堂で夕食を食べていて、保健所が調査した結果、夕食で提供された「みそ野菜炒め」と「チキンの赤ワイン煮」から食中毒の原因となる「黄色ブドウ球菌」が検出されました。
保健所は、これらの料理が原因の食中毒と断定し、食堂を営業している「コンパスグループ21372」を28日から3日間の営業停止処分としました。
保健所によりますと、症状を訴えた52人はいずれも快方に向かっているということです。