
計測機器大手・堀場製作所のグループ会社で、水計測事業の堀場アドバンスドテクノ(京都市南区)は、微生物を迅速に検査できる新装置「ラピカ」を開発した。従来は数日を要していた検査を約2時間半に短縮し、全て自動で測定できるのが特徴という。製薬や再生医療、飲料製造などの場での活用を期待している。
新装置は、生物にとって細胞のエネルギー源となる化合物「アデノシン三リン酸(ATP)」に着目。検体に含まれるATPの量を測定することで、細菌やカビ、酵母といった微生物の有無と汚染の度合いを調べる。
ATP量は、発光する試薬を加えて光具合から算出。装置には最大で24検体を同時に入れることができ、試薬注入から測定結果までの全工程を自動化して、手作業による汚染や結果のばらつきなどを避けられるという。
同社は「検体を培地に置いて微生物を培養し、目視で計測する従来の方法に比べ、作業が大幅に迅速化でき、安全性と生産性の向上に貢献できる。海外の大きな市場を狙いたい」としている。希望販売価格は2750万円から。
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