2022/05/13【病原性大腸菌:O166】東京都のコロナ療養施設で食中毒 昼食弁当で29人、軽症 /東京都
東京都は13日、新宿区内にある新型コロナウイルス感染者の宿泊療養施設で、弁当が原因の食中毒が発生したと発表した。弁当は4月23日昼に提供。療養患者と看護師ら計29人が下痢や腹痛の症状を訴え、うち1人が入院したが、全員軽症で既に回復した。港区保健所は、製造した区内のレストランを13日から7日間の営業停止処分とした。
都によると、29人は17~67歳の男女で、全員の便と残りの弁当から病原大腸菌O166が検出された。弁当は午前9時半ごろに納品され、施設内の涼しい場所で保管した後、昼ごろにロビーで配布した。港区が原因を調べている。
都は全宿泊療養施設に対し、衛生管理を徹底するよう周知した。