2022/06/07【アニサキス:寄生虫】腹痛女性の胃から“アニサキス” 食中毒で飲食店一部営業停止処分 /宮城県
仙台市の飲食店で刺身などを食べた女性が腹痛を訴え、胃から寄生虫のアニサキスが見つかりました。仙台市は、食中毒と断定しこの店を7日、一部、営業停止処分としました。
一部、営業停止処分を受けたのは仙台市宮城野区のすし店です。
仙台市によりますと6月3日、この店でカツオのたたきやイワシの刺身を食べた60代の女性1人が、吐き気や腹痛を訴えました。その後、医療機関を受診したところ
胃から寄生虫のアニサキスが見つかりました。
原因と考えられる食品がこの店舗で提供された刺身のみだったことから、仙台市はすし店での食中毒と断定し、店に対し、7日、魚介類の生食用での調理と提供を停止する処分としました。
アニサキスはイワシやサバ、イカなどの魚の内臓に寄生していて、仙台市では魚を食べるときは内臓を取り除くなどするよう注意を呼び掛けています。