2022/06/21【新型コロナウイルス:COVID-19】河野太郎氏、新型コロナ対策のワクチンについて「この秋初めて変異株対応のワクチンが出てくる」
参院選(22日公示、7月10日投開票)を前に、自民党の河野太郎広報本部長が21日、東京・新橋のSL広場前で街頭演説を行った。
前ワクチン担当相の河野氏は新型コロナ対策について言及。「最近よく『あと何回ワクチンを打ったらいいんだ』と聞かれるようになりました」と切り出した。高齢者や基礎疾患がある方が4回目のワクチン接種の対象となっているが、河野氏は「最初から4回目までは、同じワクチンを打って頂いております。重症化予防の効果は続きますが、感染予防の効果は割と早い内にへたってしまいます」と説明した。その上で「この秋に初めて変異株対応のワクチンが世の中に出て参ります。今流行している変異株に対する効果は、これまでのワクチンよりも強くなるはずです」と語った。
今後の対応については「もう1度国民の皆さんに打って頂くのか、あるいはリスクの高い人に5回目も打って頂くのか、専門家に決めてもらうことになります」と話した。その上で「早ければ来年の秋に、インフルエンザとコロナの混合ワクチンが世の中に出てくるはずです。1シーズンに1回打てば、それでシーズンを乗り切れるようになるはず。それを目指して開発を進めている」と述べた。