2022/06/25【マダニ感染症:SFTSウイルス】高齢男性が農作業中マダニに咬まれ感染か SFTS患者確認 集中治療室で治療中 静岡・浜松市 /静岡県
24日、静岡県浜松市で「重症熱性血小板減少症候群」通称「SFTS」の患者が確認されました。
マダニに咬まれ感染したと推定されています。
患者は、浜松市北区に住む高齢の男性で、6月21日、倦怠感、歩行困難の症状で医療機関を受診したところ、右そ径部にマダニが付着しているのが確認されました。
保健所は患者が農作業をしていたことから、作業中マダニに咬まれ感染したと推定しています。
患者は発熱、嘔吐、下痢などの症状で現在、集中治療室で治療を受けています。
SFTSの致死率は30%とも言われ、保健所は山や畑に入る際は肌の露出を少なくするよう注意を呼びかけています。
SFTS患者の発生は、2013年3月にSFTSが感染症法で全数把握対象疾病である「4類感染症」に指定されて以来、静岡県内では7例目、浜松市では3例目です。
浜松市 1例目:2021年6月 2例目:2022年3月 3例目:2022年6月