2022/07/12【カンピロバクター:食中毒】“加熱不十分な牛レバー”でカンピロバクター食中毒 20代女性2人が腹痛 /宮城県
先月、仙台市内の飲食店で加熱不十分な牛レバーなどを食べた客が下痢などの症状を訴えました。市はカンピロバクター菌による食中毒と断定し、この店を12日から3日間の営業停止処分としました。
3日間の営業停止処分となったのは青葉区錦町の飲食店です。仙台市によりますと先月26日にこの店で食事をした20代の女性2人がそれぞれ4日から5日後に、下痢や腹痛の症状を訴えました。2人は加熱が不十分な牛レバーなどを食べていて、2人の便からカンピロバクター菌が検出されました。市はこの店の食事が原因の食中毒と断定しました。2人は快方に向かっているということです。
店は「表面を火であぶった」などと話しているということです。
仙台市は、「あぶった程度では生レバーとほとんど変わらない。カンピロバクター菌は死滅しないので十分に加熱してほしい」と話しています。