2022/07/14【カンピロバクター:食中毒】丸亀市の焼き鳥店で食中毒 3日間の営業停止処分 /香川県
7月8日に丸亀市の焼き鳥店で食事をした男性9人が下痢や腹痛を訴えたことなどから、保健所は焼き鳥店の食事が原因の食中毒と断定し、店を14日から3日間の営業停止処分としました。
営業停止処分を受けたのは、丸亀市郡家町の「やきとりしん吉」です。
県によりますと7月8日に店を利用した10人のグループのうち9人が焼き鳥やハツの造り、ささみタタキ、若鳥のから揚げなどを食べ、下痢や腹痛などの症状を訴えたということです。
医療機関から連絡を受けた中讃保健所が調査したところ、9人がともに食事したのはこの店だけで、便からはカンピロバクターが検出されたことなどから、保健所は食中毒と断定し14日から3日間の営業停止処分としました。
県は気温や湿度の高い日が続いていることから今月に入って2度の食中毒警報を出していて、今回を含めるとことしは3件、32人の食中毒が発生しています。
県生活衛生課は「夏場は食材も傷みやすいため、食品は早めに冷蔵庫にしまうとともに、肉などを調理する際には中心部まで加熱するよう注意してもらいたい」と呼びかけています。